投稿記事2通目、今度はシトロエン(しかもXM!)です。

1. エンジン回り
基本的には、丈夫なようです。但し、セルモーターの寿命が短くて、
これが逝ってしまって立ち往生する人が多いようです。
回した時に異音がするようでしたら、寿命が近いです。

それから、ECUのバージョンが古い場合、WOWOW現象というものが
発生するようです。これは、減速中にエンジン回転数が不安定に
なる現象で、結構不快なものらしいです。
対策方法に関しては、一部のXMオーナーの方のホームページに詳しく
書かれていますので、そちらをご参照下さい。

2. ハイドラクティブサスペンション
いわゆる、お約束として、スピードセンサユニットの接触不良などに
より、サスペンションが硬いままになるサスロックという現象が発生
しやすいです。
濃いオーナーの方は、自分で基盤を取り出して、再ハンダ付けして治して
おられるようです。
サスロックが発生しているか見極める方法は幾つかあるようですが、
アイドリング中にフロントノーズを下に押してみて、フワフワとノーズが
下がるようでしたら大丈夫です。もし、試乗できたら瞬間燃費計が動いて
いるか確認してください。動いていない場合、サスロックを起こしている
可能性が高いです。
私のXMでも発生しましたが、幸いなことに自然治癒しました。

それから、お約束のLHM漏れが無いか、下回りは充分にチェックしましょう。

3. 電装系
XMには、高級車だけあってアクセサリがいっぱい付いていますが、その分壊れ
ている可能性が高いです。スイッチは全部押してみて、正常に動作するか確認
しましょう。トランクルームのランプなど、よく接触不良を起こしてます。
また、ランプ切れになっていないのに、「ストップランプが切れている。」という
英語の警告文がディスプレイに表示される事があります。これらは、カプラ
などの接触不良によって、発生するようです。
私の場合、ハザードランプをつけると、時々このメッセージが出ます。
実害は無いのですが、ピッピピッピと音がするので耳障りです。
また、接触不良によるエンジンの始動不能などよくあるようです。私も、一度
経験しましたが、シフトポジションセンサがPと認識しなかったのが原因でした。
ポジションをNにしたら始動出来ましたので、そんなに恐がる事無いです(^ ^;

4. 窓
リアのパワーウィンドウは、簡単に脱落するそうです。後ろの窓を開けるのは、
絶対に止めましょう!

5. エアコン
必ず、正常に機能しているか確認しましょう。目詰まりして、コンプレッサが
焼きついているものが結構あります。
エアコンが壊れると数十万円コースなので、覚悟しておきましょう(^ ^;

6. パワステ
左ハンドルの場合、シトロエン独自のセルフセンタリング機構がついていますが、
このパワステのプレッシャーポンプからのLHM漏れが結構あるようです。
これも数十万円コースだと聞いておりますので、要チェックです。
私のは、右ハンドルだったので、その点は心配無用です(^ ^)

7. その他
中古のXMを買う場合、必ず信用できる店で、保証付きで購入される事をお勧めします。
6、70万で売っているXMは、必ず高価な部品が逝ってしまって、それなりの修理
代がかかるようです。ちょっとぐらい高くても、保証の効く店を選んだほうが、
結局は得するようです。
私は、信用できる店で3ヶ月保証付きで買いましたが、その間の半分くらいは店に
戻ってました(^ ^;
でも、その後はトラブルも出尽くしたようで、現在は快調です。
シートヒーターなどは、何回直しても壊れるので、放ってありますが、、、、(^ ^;

結論
XMは、乗れば天国、壊れりゃ地獄という、社不協員の皆様には、絶対お勧めの車だと
確信しております(^-^)

私自身次の車はフランス車しかもいつかはシトロエンのハイドロ付きと決めてるので
まことに参考になりました
どーもありがとーございます。

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