イギリス車

モーガン+4
モーガンは外観は昔のままずっと変っていない車です。
しかし、中身は全く違います。
苦労したくないなら90年代(少なくとも80年代以降)の車をお勧めします。
エンジンがインジェクションになったローバーエンジン車がお勧めです。

しかしモーガンは絶対的に球数が少ないです。デーラーの車は高い。
そして新車ではない場合英国から持ってきた車は当たり外れが
大きいと思われます。
左ハンドルが苦にならないなら北米並行物が良いかもしれません。
北米でも右ハンドルは在庫しています。
でも海外から持ってきた車に業者マージンが乗っていますから高いです。
モーガンは世界的に値段が高いです。(程度のいい車は)
もしかしたら日本が一番安いかも知れません。
値段はあってないようなもので相場は無いと思います。

よほどお金に余裕があるか、何年も掛けて自分でこつこつと
レストアする人にしかお勧めできません。

私の車は2年半で走行たったの150`でした。
エンジンは年式で違います。
元のメーカーが存在すれば部品は大丈夫です。

4/4 +4 +8 とありますが4/4で充分楽しい車です。
一番楽しいのは70年代の4/4でしょう。
+8は全く別の車と考えても良いでしょう。
大馬力でフレームがねじれて塗装にクラックが入るそうです。
3.5Lないしは4.0Lで車重が900キロ台ですから。(コブラ並です。)

日本人にとっては、雨の日には全く無力な車と考えてよいでしょう。
英国人は雨でも平気で乗りますが。

ほとんどの部分が手作りのため、エンジン以外は
日曜大工感覚で修理できます。
ただし古いモデルはインチでも英国インチが使われているため
工具をそろえる必要があります。

英国車のためあらゆる所が壊れるでしょう。
でも修理は出来ます。(古い車の場合メーター類は驚くほど高価です。)
フレームやボデイも新品で出ます。
部品は結構高いです。(手作りゆえ)
しかし、寸法はかなりアバウトなので現物あわせが
必至です。

1/1の模型であると理解できる人にとっては面白い車です。
1年のうち何日か乗りたいなあと思ったときに乗る車だと思います。
それから幌を降ろしてオープンで乗る車ですから、
周囲の目を気にしていては乗れません。


モーガン・・・・・この車ほどイギリスって国を物語ってる車無いですよね。
大人の人しか絶対乗れないです。

いや、乗っちゃダメ